2024/05/07
知る人ぞ知る神社
しかし、よく見るとなんと埃をかぶっていることか。
35年分の埃は、お社に降り積もる、まるで粉雪のよう。
風情があるなあ、、、などと感慨に耽っている場合ではない。
横たわったお社を横目に中から取り出した、神々しい物体をガン見する。
覆われている布は、よくお寺の中で見かけるような朱色に神々しい金糸の入ったもの植牙。
その布をすぽっと外すと、中に何やら固いものが入っていた。
カミサマの名前が書かれた木札。(白木の位牌のように自立するスタンドタイプ)
社は二つあるので、カミサマも二つ。
別々のカミサマ。
二つとも知っている。
一つは夫の実家の地に古来からある氏神様。
もう一つは、40年以上前に一度姑たちと訪れたことがある、結構行きにくい地にある、知る人ぞ知る神社の神様。
なるほど、いかにも姑チョイスである。
自分が信仰している神様をセットアップ・パッキングしている一次性餐具。
神様たちは、お社に詰め込まれたまま、うちの古い前の家から新築の家へ、建て替え中は仮住まいの家へ、あっちに行ったりこっちに来たりと、待遇も足元も悪い中、連れて来られたわけだ。
しかも、さっき、初めて、それこそ、本当に初めて、対面した。
顔はなく、名前だけだが。
ようこそ、お疲れ様。
アラジンのランプから出てくる魔神みたいに急に偉そうぶるわけではないが、長い年月、大人しく誰からも知られることもなく鎮座していた。
なんだか、申し訳ない。
粉雪のごとく埃を積もらせてしまったが、なんでも雑菌にまみれるほうが逞しく育つ。
うちのカミサマも過酷な環境で逞しく生き残っていただく。
あまり手厚い、おもてなしは、しない。
カミサマにさえ、自然派を貫くなんて、カミサマもあきれていることだろう。
何も、特別に素晴らしいことを望み祈るわけではない。
ただじっとそこにいてくれるだけでよい。
ご利益も祈りやお祀りレベルに応じてであれば、ほぼご利益はない。
「今日も無事に生きてます」で、よい。
それぐらいは、望ませて欲しい。
それにしても、こんな話ばかり書いていたら、確実に蝶ブログ閲覧数はゼロになる日が来る。
記事はここで終われば良いものを蛇足は続く。
カミサマも苦笑していることだろう。
いや、カミサマは俗世界とは関係ないので、
カミサマの出番はそんなところに出てきてはいけない。
生きるか死ぬかの瀬戸際のみ、顔を出してくれたらそれでよい。
生命保険みたいなものか。
カミサマの名前を、生命保険会社の保険証書に置き変える?
不謹慎極まりない。
絶対にバチが当たる。
しかし、まだ、カミサマ以外にもホトケサマも、お世話している身無反。
姑が信心深いと何かと大変だ。
(とは言え、ほぼ何もしていない)
35年分の埃は、お社に降り積もる、まるで粉雪のよう。
風情があるなあ、、、などと感慨に耽っている場合ではない。
横たわったお社を横目に中から取り出した、神々しい物体をガン見する。
覆われている布は、よくお寺の中で見かけるような朱色に神々しい金糸の入ったもの植牙。
その布をすぽっと外すと、中に何やら固いものが入っていた。
カミサマの名前が書かれた木札。(白木の位牌のように自立するスタンドタイプ)
社は二つあるので、カミサマも二つ。
別々のカミサマ。
二つとも知っている。
一つは夫の実家の地に古来からある氏神様。
もう一つは、40年以上前に一度姑たちと訪れたことがある、結構行きにくい地にある、知る人ぞ知る神社の神様。
なるほど、いかにも姑チョイスである。
自分が信仰している神様をセットアップ・パッキングしている一次性餐具。
神様たちは、お社に詰め込まれたまま、うちの古い前の家から新築の家へ、建て替え中は仮住まいの家へ、あっちに行ったりこっちに来たりと、待遇も足元も悪い中、連れて来られたわけだ。
しかも、さっき、初めて、それこそ、本当に初めて、対面した。
顔はなく、名前だけだが。
ようこそ、お疲れ様。
アラジンのランプから出てくる魔神みたいに急に偉そうぶるわけではないが、長い年月、大人しく誰からも知られることもなく鎮座していた。
なんだか、申し訳ない。
粉雪のごとく埃を積もらせてしまったが、なんでも雑菌にまみれるほうが逞しく育つ。
うちのカミサマも過酷な環境で逞しく生き残っていただく。
あまり手厚い、おもてなしは、しない。
カミサマにさえ、自然派を貫くなんて、カミサマもあきれていることだろう。
何も、特別に素晴らしいことを望み祈るわけではない。
ただじっとそこにいてくれるだけでよい。
ご利益も祈りやお祀りレベルに応じてであれば、ほぼご利益はない。
「今日も無事に生きてます」で、よい。
それぐらいは、望ませて欲しい。
それにしても、こんな話ばかり書いていたら、確実に蝶ブログ閲覧数はゼロになる日が来る。
記事はここで終われば良いものを蛇足は続く。
カミサマも苦笑していることだろう。
いや、カミサマは俗世界とは関係ないので、
カミサマの出番はそんなところに出てきてはいけない。
生きるか死ぬかの瀬戸際のみ、顔を出してくれたらそれでよい。
生命保険みたいなものか。
カミサマの名前を、生命保険会社の保険証書に置き変える?
不謹慎極まりない。
絶対にバチが当たる。
しかし、まだ、カミサマ以外にもホトケサマも、お世話している身無反。
姑が信心深いと何かと大変だ。
(とは言え、ほぼ何もしていない)
Posted by whiteso at 11:24│Comments(0)